【2023年最新版】子どもにプレゼントしたいおもちゃドローンの選び方とオススメ機種6選
学校でもプログラミングが必修化され、こどもでも操作できるプログラミングドローンも注目されています。 ここでは、主に室内でお子さんが扱う場合に最適なドローンをチョイスしてみました。 プレゼント選びの参考にしてみてください。
こどもにおもちゃドローンをプレゼントする時の注意点
安全性が高い機体を選ぶ
お子さんがドローンを操縦する場合、第一に考えたいのが安全性です。回転するプロペラに直接触れないようプロペラガードがついている機体を選びましょう。側面だけでなく、上部にもガードがあると安心です。 ガードがついていても、頭に触れると髪の毛を巻き込む可能性があるので、ドローンを飛行させる時は帽子を被っておきましょう。 また、インターネットでドローンを購入する場合、技適マークがついているかも確認してくださいね。 対象年齢は14歳くらいからとなっている商品が多いですが、安全性の高いものであれば3歳からOKとなっている商品もあります。保護者と一緒に楽しむことが前提です。
まわりの環境に配慮する
ドローンの操作に慣れないうちは、壁や家具などに衝突する可能性があります。誤ってキッチンなどへ侵入しないよう、遊ぶ部屋を限定した方が安全です。
また、通信帯が2.4GHzの場合は電子レンジやWi-Fiが干渉し、突然接続が切れることもあるので、注意が必要です。
また、階段など段差がある場合も、操作に夢中になって足を踏み外さないよう、気をつけてください。
スマホとの連携が必要かチェックする
ドローンの操作にスマートフォンが必須な場合もあります。子ども専用のスマホがあれば問題ありませんが、保護者のスマホを使用する場合は、長い時間貸すことになりますので、制限時間もうけて遊ぶなど、工夫しましょう。
九州・佐賀も対象。法律について親がレクチャーする
ドローンを自宅の室内で飛ばす場合は、関連する法律はありません。しかし、前述した電波の仕組みに関する電波法や、ドローンで撮影した動画をSNSなどにアップロードする際のマナーなど、身近に存在する法律についてきちんとレクチャーしましょう。
また、なぜ公園など野外で飛行させてはいけないのか、航空法や小型無人機等飛行禁止法について、保護者も概要を理解しておきましょう。
詳しくは、ドローンに関する規制をまとめた記事をご参照ください。
ドローンを通して親子で学ぶきっかけになるといいですね。
適度な休憩も必要
ドローンの操作には、思った以上に集中力が必要です。バッテリー1本の飛行時間がおよそ5分ほどの商品が多いので、1フライト終わったら10分休憩するなど、ルール決めが必要かもしれません。
あると便利な機能
ホビー用ドローンにも、様々な機能があります。飛行させる前にそれぞれの機能を理解し、操作方法を頭に入れておきましょう。
緊急停止機能
危険を感じた際に、ワンクリックで自動帰還させることができます。操縦不能になった場合、安全に機体を戻すことが可能です。
ヘッドレスモード
飛行しているドローン本体の向きに関わらず操縦者から見た前後左右の向きで操縦ができるモードです。空撮の練習で被写体を狙って飛行する場合は解除した方がいいですが、回転したドローンの正面がわからなくなった場合にはあると便利な機能です。
予備バッテリー
機能ではありませんが、バッテリーが複数あると、続けて遊ぶことができます。ホビー用のドローンは、1つのバッテリーで5分ほどの飛行が一般的ですので、予備のバッテリーがあれば友達や兄弟と順番に飛ばすこともできますね。
おもちゃドローンのオススメ機能
空撮を主な目的として使用するドローンと違って、ホビー用のドローンには面白い機能がたくさん。お子様の興味を引きそうな機能を備えたドローンをご紹介します。
空撮機能付き Holy Stone HS420
まずは代表的な機能がカメラでの空撮です。価格はカメラなしのドローンは5千円ほど、カメラがつくと1万円ほどになります。 ホビー用ドローンにはジンバル(手ぶれ補正装置)がないため、動画のブレやプロペラの振動によるガタつきは付き物で、画素数にも限界がありますが、ドローンからみた視点は新たな体験の入口となるでしょう。
対戦モード Holy Stone HS450-B
2台の機体があると、赤外線で相手の機体を狙い合うことにより、対戦モードで遊ぶことができます。機体に赤外線が当たる回数によって動作が変わり、4回当たるとその場で停止し着陸します。一緒に遊べるので、兄弟や友達と白熱したバトルになること間違いなしです。
キャラクタードローン FLYING I'm DORAEMON
子供たちが大好きなキャラクターのドローンもあります。送信機をつかった本格的な操作はできませんが、アニメのキャラクターが実際に飛行する姿はとてもキュートですよ。
ボールタイプ Holyton HT06
Amazonのドローンランキングでも常に上位なのが、ボールタイプのドローンです。球体の中にプロペラと本体が格納されているデザインのため、素手でつかむことができます。ジェスチャーでの操作が豊富で、対象年齢も低いのが特徴です。 ボールのように投げて遊ぶ「フライングボール」もありますが、こちらのタイプは送信機がついており、操縦もできます。
水陸空の3つのシチュエーションで遊べるタイプ JJRC H36F
ドローンといえば空を飛ぶもの、というイメージですが、床の上や水中を走るホバークラフトに変形できるモデルもあります。 いきなり空中を飛ばすのは怖いという方は、まずは床の上で操縦の感覚をつかむ練習をしてみましょう。
プログラミングも可能 Tello EDU
https://www.ryzerobotics.com/jp/tello-edu
ドローンメーカーで世界シェアナンバーワンのDJIから発売されているモデルです。空撮のみの「Tello」の飛行性能をそのままに、専用アプリケーションを使用してプログラミングが可能となっているのが「EDU」です。
Scratch/Python/Swiftといった様々な環境でプログラミングを簡単に学べるので、教育にもぴったりです。
おもちゃのドローンを外で飛ばしたくなったら?九州・佐賀でも規制に注意
公園は基本的に持ち込み禁止
人が少ない公園なら飛ばしてもいいのでしょうか?ほとんどの公園が、独自の条例でドローンの持ち込みを禁止しています。 佐賀市の公園についても、「公園は小さなこどもから高齢者まで多くの方がご楽しく安全にご利用いただける施設です。ドローンの落下や衝突した場合の他の公園利用者への危険性を考え、原則禁止としております。」となっています。
小型無人機等飛行禁止法について
小型無人機等飛行禁止法とは、重要施設及びその周囲おおむね300mの周辺地域の上空における小型無人機等の飛行が禁止されている法律です。 重要施設には、国会議事堂、皇居、官邸、自衛隊施設、空港、原子力発電所などが含まれます。 この法律では、ドローンの重さに関係なくすべての小型無人機等が対象となっていますので注意してください。 違反した場合には、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金 に処せられます。
文化財保護法について
伝統芸能(里神楽など)を無人航空機で撮影することはできません。(多数の人が集合する場所の上空での飛行の禁止) 天然記念物や史跡、お城などの建造物等を撮影する際には、30メートル以上の間隔が保たれていることを直接、目で確認してください。ただし、所有者や管理者が飛行を禁止する表示をしている場合は、飛行させることができません。
自宅の庭も要注意
100g未満のドローンの場合は、周りに官邸などの重要施設がない場合は自宅の庭で飛ばしても問題ありませんが、小さくて軽いドローンはすぐに風に流されてしまいます。無風の中、1mほどの高さで遊ぶつもりでも、その場でホバリングさせるだけでも一苦労でしょう。 万が一、道路などに飛んでいった場合は車の運転に支障をきたす可能性がありますので、まわりに道路や家屋のない環境を強くお勧めします。
体育館をレンタルする
自宅の中ではなく、広いスペースで飛ばしてみたい!と思ったら、体育館をレンタルする方法もあります。室内は航空法の対象外となりますので、100g以上のドローンも、施設の許可があれば飛行可能です。 ドローンスクールの会場となっている体育館は、許可も取りやすいと思いますので、最寄りの施設へ問い合わせてみましょう。
プライバシー保護法について
空撮した動画をSNSなどのインターネットにアップロードする場合、周辺の景色に何が映っているか、きちんと確認しましょう。 個人情報を特定できるものや、人物、車のナンバーなどは、シーンをカットするか、ぼかしを入れるなどの配慮が必要です。
九州・佐賀でおもちゃのドローンでこどもと一緒に学ぼう!
ドローンは、反射神経を鍛え、科学技術、工学、数学(STEM)の分野での知識を豊かにするものとして教育界でも注目されています。 記事内で紹介したドローンはすべて100g未満で、航空法の対象外となります。おもちゃとして手軽に手に取れるものもたくさんありますので、大人と子どもが一緒に遊んで学べる商品として、お部屋の中で楽しんでみてはいかがでしょうか。
HI-ZEN DRONE SCHOOLでは、これまで大型ショッピングモールでの無料ドローン体験会や、小学生〜高校生向けの出張講座も開催してきました。
ドローンに関する規制が大きく変わる現代、早くからテクノロジーに触れることで、子どもたちの可能性を広げることができればと思っています。
体験会やイベントのご相談も随時受け付けていますので、お気軽にお問合せください。